ケアマネ試験・合格のコツ/コツ④ 数字の問われ方
2年、6年……。数字だけを何度も唱えたのに、問題になると迷ってしまう。そんな経験はないだろうか。
そこで「自分は暗記が苦手だ」と決めつけなくていい。覚えるときに、数字の相手が抜けているのかもしれない。
数字だけ拾うと、取り違える。
試験では、見覚えのある数字が出てくる。それだけで安心するな。確認したいのは、「何の」「何の期間が」「いくつ」なのかだ。
今回は、記録の保存と事業者の指定。どちらも期間が出てくるが、同じものではない。確認問題と実際の過去問で確かめよう。
保存は「2年」。いつから数える?
確認問題(解説用のオリジナル問題)
指定居宅介護支援の記録の保存について
国の基準では、居宅サービス計画などの居宅介護支援台帳は、その完結の日から2年間保存しなければならない。
答えは ○。
覚えたいのは「保存は2年」だけではない。居宅介護支援台帳 → 完結の日から → 2年間保存。対象と、いつから数えるかまでセットにするんだ。
「作成した日から2年」と読み替えたら、意味が変わる。数字が合っていても、そこで正解にしてはいけない。
ここでは国の基準を確認している。実務では、市町村の条例でより長い保存期間が定められている場合がある。
次は「毎年」。何を更新する話だ?
第28回・問6/選択肢4
指定地域密着型サービス事業者についての問題
事業者の指定は、毎年更新を受けなければ、その効力を失う。
これも ×。通常の指定の更新は「6年ごと」。
今度は、記録を保存する期間の話ではない。指定地域密着型サービス事業者の指定 → 更新 → 6年ごとと結びつける。
公募指定は別の仕組みがある。まずは、公募指定を除く基本の更新期間として整理しよう。
似ている数字は、並べて比べろ。
| 何の話? | 何の期間? | 基本の数字 |
|---|---|---|
| 居宅介護支援台帳 (国の基準) | 完結の日からの保存期間 | 2年間 |
| 指定地域密着型サービス事業者の指定 (公募指定を除く) | 更新 | 6年ごと |
「2と6、どっちだった?」と数字だけを探すのは、もう終わりだ。先に対象を確かめる。その一呼吸が、取り違えを減らしてくれる。
今日の復習は、これだけ。
- 間違えた選択肢の対象に線を引く。
- 誤った数字を、正しい数字に直す。
- 数字を隠して、対象と期間をセットで言ってみる。
答えを眺めて「分かった」で終わらせず、一度、自分の頭から取り出そう。次の日にも思い出せるか、確かめてみよう。
数字には、名前をつけろ。
「何を、いつから2年間保存するか」まで言えたら、知識は一つ強くなる。今日間違えた数字を、次の一問の味方にしよう。
「何を、いつから2年間保存するか」まで言えたら、知識は一つ強くなる。今日間違えた数字を、次の一問の味方にしよう。