ケアマネ試験・合格のコツ/コツ⑥ 地域支援事業は組み合わせ
「地域支援事業、漢字ばかりで覚えられない……」。そう感じている人もいるだろう。だが、事業名をばらばらに暗記しようとすると、つらくなる。
今回のポイントは「どの事業が、どの分類に入るか」。組合せで整理すれば、見る場所がはっきりする。
地域支援事業は、まず3つの枠で整理しよう。
大きな枠は、介護予防・日常生活支援総合事業、包括的支援事業、任意事業の3つ。まずはこの枠を用意して、事業名を当てはめていこう。
下の画像は、LINE登録プレゼントで配布している「地域支援事業の構成」。最初から全部を覚えようとしなくていい。まず、赤・緑・青のどの枠に入っているかを見てほしい。

「聞いたことがある」で止まるな。
例えば、「家族介護支援事業」という名前を知っていても、総合事業なのか、包括的支援事業なのか、任意事業なのかが曖昧なら、入れ替えられたときに迷ってしまう。
覚えるのは「家族介護支援事業 → 任意事業」という組合せだ。名前の印象で分類を決めず、図の中の位置を確かめよう。
この3つの組合せ、見抜けるか?
以下は理解を確かめるためのオリジナル問題です。実際の過去問の引用ではありません。
① 家族介護支援事業 → 総合事業
×。正しくは「任意事業」。
「家族を支援するから、生活支援の総合事業かな?」と、言葉の印象で判断しないこと。画像の青い枠で確かめよう。
② 認知症総合支援事業 → 総合事業
×。正しくは「包括的支援事業」。
名前に「総合」が入っていても、総合事業とは限らない。画像では緑の枠の「社会保障充実分」に入っている。
③ 介護予防普及啓発事業 → 総合事業の一般介護予防事業
○。この組合せは正しい。
大きな分類だけでなく、もう一段内側まで確かめよう。画像の赤い枠 → 一般介護予防事業 → 介護予防普及啓発事業とたどってみよう。
事業名と分類を、一本の線でつなげよう。
| 事業名 | 正しい分類 |
|---|---|
| 家族介護支援事業 | 任意事業 |
| 認知症総合支援事業 | 包括的支援事業 (社会保障充実分) |
| 介護予防普及啓発事業 | 総合事業 → 一般介護予防事業 |
今日はまず、この3組でいい。「この言葉は見たことがある」から、「どこに入るか説明できる」へ。一歩進めてみよう。
画像を眺めるだけで、終わらせるな。
- 事業名を一つ選ぶ。
- 画像を見ずに、どの分類に入るか答える。
- 図に戻って、組合せを確かめる。
間違えたら、事業名だけを書き直すのではなく、正しい分類とセットで言い直そう。余裕が出たら、「任意事業には何があった?」と逆からも思い出してみよう。
事業名が合っていても、入る枠が違えば、その文章は誤りになる。知っている言葉に安心せず、相手まで確かめよう。